オンライン診療においては「初診は対面診療」が原則となっていますが、緊急避妊薬は性交後72時間以内に内服する必要性がある等迅速な対応が求められることから、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が令和元年7月に改訂され、例外的に初診からオンライン診療が可能となりました。それに伴い、薬局の体制整備が求められると共に、オンライン診療における緊急避妊薬の調剤は「緊急避妊薬や性に関する教育などの研修を受講した薬剤師（研修修了薬剤師）」が対応することが義務化されました。
　そのため、オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤に対応できる多くの薬剤師を養成するために、今年度も標記研修会を下記の日程で開催することといたしました。

※本研修会を受講されても、緊急避妊薬の調剤には医師が発行する処方箋が必要です。
※本研修会はあくまでも「オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤」に係るもので、 通常の対面診療による緊急避妊薬の調剤の対応は、研修修了薬剤師である必要はなく、薬剤師の方であれば調剤対応が可能です。

■ 研 修 名	令和５年度 オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤に関する研修会
□ 開催方法	Web研修（オンデマンド配信）
□ 配信期間	令和６年３月11日（月）～３月18日（月）

　受講を希望される方は、事前に下記の別紙１及び別紙２をご一読の上、受講申込ページよりお申込みください。
　なお、受講対象者は東京都内の薬局に所属し、実際に調剤に係る方とさせていただきます。
　また、本研修会の受講対象者の要件として、「受講した薬剤師の薬局は緊急避妊薬を備蓄し、当該薬の処方箋応需体制を整備すること」とされているため、受講希望者は受講前に予め薬局開設者および管理薬剤師の了承を得た上でお申込ください。

（注）受講申込の際には、記入・押印した下記別紙２（確認書）のアップロードが必須となります。予め、記入・押印済みの別紙2をPDFファイルや写真ファイル等でご用意の上、受講申込ページへお進みください。

（別紙１）オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤に関する研修会受講にあたって

（別紙２）オンライン診療に伴う緊急避妊薬の調剤への対応及び緊急避妊薬の在庫について（薬局・薬剤師確認書）

プログラム（予定はこちら）

※既に研修修了証をお持ちの方も受講可能です（令和３年度の講演と同様の内容です）。
※受講対象者は東京都内の薬局に所属し、実際に調剤に係る薬剤師とさせていただきます。
※研修会受講者には「研修修了証」を発行いたします。
※研修修了証を発行者された方は、厚生労働省ホームページで公開されている「オンライン診療に係る緊急避妊薬の調剤が対応可能な薬剤師及び薬局の一覧」に掲載されます。（厚生労働省へ本研修会受講者の情報を提供させていただきます。）
※東京都薬剤師会 生涯研修認定制度の研修受講シールの配付はありません

令和６年２月
公益社団法人 東京都薬剤師会

 

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