第44回日本バイオレオロジー学会年会開催に際して

 皆様方におかれましては、時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、第44回日本バイオレオロジ一学会年会長を仰せつかりました一杉でございます。大変光栄に存じますとともに、身の引き締まる思いで準備を進めております。
 さて、当初は、理事長の丸山 徹先生が会長を務められます、The 2nd joint Meeting of The European Society for Clinical Hemorheology and Microcirculation, The International Society for Clinical Hemorheology and The International Society of Biorheology (ESCHM-ISCH-ISB)と同時開催を予定しておりました。しかしながら、 COVID-19による感染の再拡大、変異ウィルスの到来など、オンサイトの学会開催への障壁が多くなりました。理事長先生をはじめとした関係各位の皆様方と協議を重ねた結果、本学会をオンラインで開催させて頂くこととなりました。

 オンラインではございますが、2年ぶりの学会開催となり、学会会員の皆様方と親交を深められますことを楽しみにしております。皆様方には血液レオロジー、循環器ダイナミクス、血管内治療、生体工学、生体関連ソフトマター、食品のレオロジーおよび細胞・分子のメカノバイオロジーなど幅広い分野から多くのご発表を頂き、活発な議論を広げてくださいますようお願い申し上げます。

 なお、同時期に開催されます国際学会(ESCHM-ISCH-ISB)にも、是非ともご参加いただきたく存じます。ESCHM-ISCH-ISBにご参加される会員の皆様には、本学会参加費を無料とさせて頂きますので、併せてご検討をお願い申し上げます。
 Withコロナの時代に相応しい、貴重な意見交換の場とさせて頂く所存です。多くの皆様方のご参加をお待ち申しあげます。

一杉正仁

第44回日本バイオレオロジー学会
年会長 一杉正仁
(滋賀医科大学社会医学講座 教授)